2014年1月7日星期二
男子たちがせっせとかわいくなる空前の女装ブーム
昨年の秋、幼稚園バザーでのことである。古着コーナー名物「1袋子ども服詰め放題」にて、6歳の息子の服を選んでいると、ふとかわいらしい女児服が目に入った。わが家は1人息子で、かわいい子ども服にはご縁がない。息子はつねにあらゆるポケットに砂や小石、松ぼっくりやドングリ、さらには蝉の抜け殻やダンゴムシの死骸などを詰めて帰ってくるため、小ぎれいな服など着せられない。どの服もどの服も、数回の着用で半分泥につかったような状態にしてしまうため、白地の服すら難しい。
いきおい、息子の服はデザインや質感よりも、丈夫そうか、汚れが目立たないか、ニューバランス 574そして瞬時にぼろぼろにされても惜しくないか……などのポイントで選ぶようになって久しい。だが……目の前に並んだ女児服の、なんと愛らしいこと。レースやフリルの襟飾りのついたブラウス、ギャザーのたっぷり入ったスカート、それにリボンつきのふんわりしたワンピース……。かわいい、っていうか、いっぺん子どもに着せてみたい。どうせ詰め放題なんだし、「女の子の服も、1枚くらい、いいっすかねえ……、えへえへ、えへへへへ……」とおそらくは怪しい笑みを浮かべ、かわいらしいワンピースを手に取ってうっとり眺めていたら、洋服売り場担当だった同じクラスのお母さま(ご親切に愚息のために、ニューバランス 996せっせと体格に合いそうな服を選んでくださっていたのだ)に、おずおずとたしなめられた。
すいません、ごめんなさい、私が悪うございました。
というわけで、女児服を断念した。だが、聞けば世は今結構な女装男子ブームらしい。テレビ番組で取り上げられてみたり、写真集が上梓されたり、女装メイド専門カフェが登場したり……。いわゆる「男の娘(こ)」と呼ばれる、「少女にしか見えない美少年」を意味する語が使用されはじめたのは2000年代後半から。2010年には、この言葉が商標登録されたという。それにしても、なぜこれほど個人のライフスタイルの多様化が容認された現在でも、異性装(トランスヴェスティズム)、とりわけ男性の女装は耳目を引くのか。賛美にせよ、揶揄にせよ、あるいは批判にせよ、人々の視線を惹きつけるのはなぜか。
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