2014年1月14日星期二
代理婚活
とどまるところを知らない「婚活」ブーム。必死なのは当事者だけではない。子どもに代わって親が結婚相手を探す「代理婚活会」への参加者が増えているという。その会場にノンフィクションライターの黒川祥子氏が潜入した。
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会場には、むんむんたる熱気が立ち込める。親たちは、真剣な表情でプロフィールに食らいつく。司会者に促され、まず娘を持つ親がお目当ての男性の親の元へ移動する。
子どもの学歴、職業、身長、体重、血液型、趣味、長所、家族構成などを記した「身上書」ニューバランス スニーカーと写真を見せ合い、お互いに納得すれば、身上書を交換して家に持ち帰る。それらを見た子どもが当人に会いたいとなったら、「リアルお見合い」が実現するという仕組みだ。
開始早々、すぐに行列ができたのは、職業欄に「勤務医(内科)」とある息子を持つ母親の前だった。その母親は身上書を見て、てきぱきと列をさばいていく。
ほかに列ができているのは「38歳?長男?東大卒?研究職」「35歳?初婚?東京医科歯科大学医学部卒?内科医師」などだ。娘の親が重視しているのは、「高学歴?高収入」であることが歴然とわかる。
閑古鳥が鳴いているのは「47歳?初婚?大学卒?会社員」「44歳?初婚?大学卒?会社員」などである。男性も年齢が高いと、敬遠されるということか。
次は息子の親が動き出す番だ。その途端、「25歳?次女?大学卒?会社員」ニューバランス レディース「27歳?初婚?短期大学卒?幼稚園教諭」「29歳?初婚?大学卒?会社員」などの前に列ができる。息子の親は、女性の年齢をかなり気にしていることがわかる。
「多くを望みすぎると、結婚は難しいですね。条件よりも人柄で見ていかないとと言うのですが……。皆さん、親と先に会うから安心だと言います。親にとっては、家同士の釣り合いが重要なんです」(結婚相談所「マリックス」代表の升村要さん)
親の代理婚活「ひまわり交流会」の佐野大さんは、親コンの参加者をこう見ている。
「最初は子どもに過保護な親たちだと思ったのですが、そういうわけでもない。親の年齢は60代中心ですが、70代の方も多い。ウチはネットだけの告知ですから、集まるのは高齢であってもネットから情報を得られて、裕福な層ですね。アクティブで、パワフルな人が多いのも特徴です」
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